布おむつをやってみようと思ったけれど、畳み方は?使い方は?キツいってどういう感じ?いろいろと分からない事が多いので写真でご紹介します。
布おむつ完全マニュアル! 布おむつの畳み方、付け方は? 写真で解説します!
私が初めて知識も少ない中で迷ったのが畳み方でした。産後の寝不足の中、調べて読んで文字を理解して…は辛いので写真で説明し、「見れば分かる」でご説明しますね。
布おむつを購入したらまず…
布おむつを洗濯して干し、乾かす
当たり前ですとやってくださった方は次に進んでください。
なんで洗うかと言うと、布おむつは使用する方が少なめなので、お店によってはずっと倉庫で眠っていた…なんてこともあります。倉庫が清潔だったら良いのですが、そうとも限りません。また、キレイに見せるため洗濯のりが使ってあったりしますので安心のため洗濯してから使います。
布おむつを畳む
畳み方は簡単に言えば半分に2回折る、なのですが写真で見た方が早いのでご覧ください。
普通サイズの折り方
※新生児サイズはこれより小さく折りますので、まずは通常サイズの折り方をご紹介します。
洗った後は次の写真のような感じになっています。
これを次の写真の赤い線の辺りで縦に半分に折ります。
折ると次の写真のようになります。
次に、短くなるように次の写真の赤い線の辺りで横に半分に折ります。
次の写真のような形になれば完成です☆
先に横に半分に折っても問題はありません。
とっても簡単ですよね。
新生児など小さめに畳む折り方
まずは次の写真の赤い線の辺りで縦に半分に折ります。
割合を見ながら、大体3/4や3/5位のところで折ります。
だいたい3/4サイズで新生児~50cmサイズの赤ちゃんに合うくらいのサイズになります。赤ちゃんの大きさに合わせて数cmくらいずつ調整してください。
次の写真は
赤い線が半分のところ
青い線が3/4のところ
で引いてあります。
一番下の端を青い線に合わせて折ると…
次の写真のようになります。
※写真では分かりやすいように斜めにずらして折っています。
手前側の短い方より上に飛び出ている奥の部分は手前の下側に折り込んでしまいます。
折り込むと次の写真のようになります。
※写真では分かりやすいように斜めにずらして折っています。
ずらしていないと次の写真くらいになります。これで完成です☆
布おむつとおむつカバーの付け方 外ベルトタイプ
布おむつが畳めたら、次は布おむつを付けてみましょう。
布おむつカバーの上に布おむつ、おむつライナー(おむつネット)という順でセットします。
布おむつをおむつカバーにセットする
まずはおむつ替えシートの上におむつカバーを置きます。
この時、赤ちゃん側となる内側を上向きに置いてください。
おむつカバーの上に赤ちゃんのサイズに合わせて折った布おむつを置きます。
離乳食を始めていたり、うんちから水っぽさが抜けてきていたら、先ほど乗せた布おむつの上におむつライナー、もしくはおむつネットを置きます。
赤ちゃんのおしりがセットした布おむつの真ん中に来るように置きます。
※娘が人形を貸してくれなかったのでぬいぐるみで代用します。
布おむつやおむつライナーごと丸めて、おむつカバーの前の部分でお股を隠すようにかぶせます。
男の子はここまでを素早くやらないと悲惨なことになりやすいのでご注意ください。
おしり側から伸びているベルト部分を手前に持ってきて留めます。
ここは紙おむつと同じ要領です。
写真ではマジックテープで留めていますが、ボタンで留めるものもあります。
※この留まり方だとキツいです。
以下の状態だとキツいですのでサイズアップを検討してください。
・脚の付け根に跡が強くつく(赤くなってなかなか落ちない)
・指2本くらいがギリギリ入るようにすると写真のように留めるところがギリギリになる
今回使用したタイプは50センチの物で、ぬいぐるみには小さかったようです。
布おむつとおむつカバーの付け方 内ベルトタイプ
では次にハイハイができるかできないかか、手でおむつの外ベルトを取ってしまうようになったら内ベルトにしましょう。
外ベルトタイプと同じように、布おむつカバーの上に布おむつ、おむつライナー(おむつネット)という順でセットします。
布おむつをおむつカバーにセットする
まずはおむつ替えシートの上におむつカバーを置きます。
この時、赤ちゃん側となる内側を上向きに置いてください。
畳んだ布おむつを乗せます。
布おむつの上におむつライナーを乗せます。
赤ちゃんのおしりが布おむつの真ん中あたりに来るように乗せます。
娘が人形をまだ返してくれないのでぬいぐるみを代用します。
次の写真はやらなくても良いのですが、おむつライナーを赤ちゃん(代理:ぬいぐるみ)に当てたところです。
布おむつとおむつライナーをまとめて、赤ちゃんのお股に当てます。
ここまで男の子は急いでやらないと悲惨なことが起きることがあります。
左右のベルトを前で留めます
おむつカバーのおしり側から左右に伸びているベルトを前に伸ばしてきて、どちらかを布おむつにくっつけ、もう片方をその上から巻くようにしてくっつけてベルトを締めます。
おむつカバーの前の部分をベルトに留めます。
おむつカバーの前の部分を引っ張りながら先ほどのベルトにくっつけます。
おむつのフィット具合を確認します。
・ちゃんとおむつがおむつカバーの中に入っているか(特に足の付け根部分)
・おむつカバーのベルト部分と赤ちゃんのお腹の間に入れようと思えば指2本入れられるくらいにしっかり留めてあるか(スッと常に入れられる、ではなくほんの少しだけお腹を押すようにして入るかどうか)
・足の付け根部分がきつくないか(数十秒で赤く跡がついてしまうなどではないか)
を確認したら完了です☆
良く漏れるけど、サイズや付け方が間違っているのかしら・・・?とお悩みの方。
その可能性が無いわけではありませんが、ほぼ9割がたが排泄物の量や赤ちゃんが活発に動いたりしたためです。紙おむつでも同じように漏れる原因なのでご自身を責められるのは違いますよ~。
布おむつとおむつカバーの付け方 パンツタイプ
さて、ここまでくるともうお分かりの方が多いのですが、パンツタイプは言ってみれば「産褥パッド」のあて方と言うととても近いです。
写真は割愛してしまうのですが、大き目のパンツやパンツタイプのおむつを想像していただくとそれがパンツタイプのおむつカバーになります。
そのお股が当たるところに布おむつとおむつライナーを置いて、赤ちゃんを掴まり立ちなどで安定して立たせてから、パンツのように足を通して履かせるというものです。
履かせた後に布おむつが中でよれたりしていないかを手を入れて確認し、大丈夫そうなら完成です☆
このころの赤ちゃんは大変に良く動くので、ちょこちょこよれていないか確認…なんてしませんでした(笑)そのため排泄の後は早く教えてくれないと…とちょっと焦ります。
さいごに・・・
布おむつは義務感や周りがやっているから・義母などが見ているから…などなどの焦燥感でやってしまうと、昨今の性能のいい紙おむつがある中ではただただ心の負担になってしまいます。
「今日はやらない!」
があってはいけないなんて誰も決めていません。むしろOKでしょう♫
大事なのは「赤ちゃんが元気で育っている事」ですよね?
そのために大事なのは赤ちゃんのお世話をがんばっている あなた です。
「赤ちゃんが元気で育っている事」に必要な授乳やおむつ交換、検診、予防接種、離乳食…と数多ある中で、やらなくても健全な生育に影響がない事を無理にすることは あなたのために 良くないです。無理だけはしないでくださいね。
できる時に布おむつをやってみようと思ったら、ぜひ、一緒にやってみましょう♪
▼ほかにも布おむつのお役立ち情報をまとめていますのでぜひ、ごらんください。
▼乳幼児さんには作ってあげて色や形の知育、年中さん以上になると一緒に作って指先の知育に役立てます。
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