子どもの歯を守るための 歯磨き粉選び3ポイント!

子育て
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正しい歯科選びも大切ですが、一番はおうちでのケア。せっかく子どもも親もがんばっていても、間違っていたらもったいないです。

 これを機に、正しく子どもの歯を守っていきましょう!
 
 実は、娘の歯科検診の際に、歯磨き粉選びが誤っていたことと選び方を教わりました。
 「この味(香り)やキャラクターを子どもが気に入っているから買った」というレベルで、嫌がらずに歯磨きをしてくれるなら何でもいいやと思って、子どもに合っていない歯磨き粉を選択していたので、このまま良くない歯のケアを続けるよりはと調べてまとめました。 
 

子どもの歯を守るための 歯磨き粉選び3ポイント!

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🔷歯が生える前の準備0歳~1歳

 まずは、歯が生える前~から見えてきたくらい。当たり前ですが見えてきたくらいではまだ歯磨き粉は必要ありません。
 指にガーゼを巻いて、優しくマッサージするように歯茎や生えかけの歯を触ります。
 この時のポイントは「楽しいね」「ちょっとくすぐったいけど気持ちいね」という雰囲気を出すこと!
 こうやって、親に口の中を触られる(=仕上げ磨きをされる前段階)ことは楽しいこと、良いことというイメージを持ってもらいます。
 そのため、「食後は」「寝る前には」と子どもが嫌がるのに習慣づけようと頑張る必要はありません。子どもの機嫌の良い時にちょっとやってみるのがおススメです。

🔷発達や年齢にあった歯磨き粉で虫歯を防ぐ

では、次に本題の歯が生えてからの選び方です。選ぶというからには基準があります。

キャラクターを子どもが気に入っているから、安いからという理由で選んでいると、望まぬ結果になってしまうかもしれません。。。

 〇発達と年齢にあった歯磨き粉って?

   そもそも小児歯科では、以下のような発達(年齢)で適当とされるフッ素濃度量が決められています。
  以下にあったフッ素濃度の歯磨き粉を使用しましょう。

適量のフッ素濃度が分かったから、買いに行こうとしたのだけど、歯磨きジェルやペーストタイプって種類があるようなの?うちの子はどっちかしら?

基本的に、「お口ブクブク」「ぐちゅぐちゅぺっ」という うがい ができない子はジェルタイプがおススメです。丸々1本飲んでしまったりしなければ健康に問題はありません。

いざ購入…の前にフッ素濃度をチェック!…あら?書いていないわ?

メーカーのHPにも記載が無いみたいね??

そう!実は大手でもHPやパッケージに記載していないメーカーもあります。

それじゃあ、そのメーカーのは買えないのね…。うちの子のお気に入りのキャラクターだったのに、他のにしなくちゃいけないのね💦

ちょっとお待ちください!記載が無いものでも歯科学会の調査結果で公表されているものもあるのです!それを踏まえて一覧表にしましたのでご覧ください♪(※2022年4月調べです。)

 〇フッ素濃度順 歯磨き粉(ジェルタイプ/ペーストタイプ)

まずは、ジェルタイプからフッ素濃度順にしています。

ちなみに、1のチュチュベビーL8020乳酸菌ハミガキタイムジェルはフッ素配合がありません。

乳酸菌で口内を守るという発想で、歯がちょこっと見えてきたくらいには良いですね。

よく子供用品店やドラッグストアで見かけるのは、以下のような感じですね。

 

 

次に、ペーストタイプもフッ素濃度順にしています。

よく子供用品店やドラッグストアで見かけるのは、以下のような感じですね。

小児歯科でよくおススメされているのは以下です。

 

🔷研磨剤・発泡剤のメリット・デメリットって?

あら?一覧表には「研磨剤」とか「発泡剤」ってあるけど?

簡単に言うと「研磨剤」は削ってきれいにする成分で

「発泡剤」はあわあわにする成分ですよ。

「研磨剤」は歯を削ってしまうの?そんなの使って将来の歯に悪くないの?

「発泡剤」は良し悪しが分からないのだけど…?

 〇「研磨剤」のメリット・デメリット

「清掃剤」なんて名で配合されていることもある「研磨剤」。

歯を削るなんてどう見ても悪いことに見えますよね?削っててまでピカピカにしなくても・・・

確かにその通りです。

でも、実はメリットもあるのです。まずは分かりやすくデメリットからご紹介しましょう。

【研磨剤のデメリット】

・歯の表面のエナメル質を傷つけてしまうことがある

・ついてしまった傷には汚れが付きやすくなる

・溶けにくいので子どもがざらざらした感じを嫌がる

【研磨剤のメリット】

・ハミガキだけでは落としきれない汚れを落とせる

・白くキレイな歯に近づけられる

研磨剤で落とせる汚れというのは、主に着色汚れです。よく聞くのはコーヒーや紅茶など色の濃いものを飲食することでついてしまうものですね。

お子様の食生活を考えてみて、それ以外にも歯に色のついてしまいそうな食べ物・飲み物を良く召し上がるなぁという方は、研磨剤入りを選ぶと良いかと思います。

ですが、そんなに着色汚れのつくような食生活をしている子どもをそうそう見ません・・・

うちもなので、正直なところ、研磨剤・清掃剤の配合が無いものを使用しています。

〇フッ素濃度順 歯磨き粉(ジェルタイプ/ペーストタイプ)」を見ていただけるとお分かりかと思いますが、ジェルタイプは基本的に配合されていないのですが、ペーストタイプは配合されていないものを探す方が難しいほどです。お子様の好みもあるので、不使用、もしくは低研磨(低配合)を選択してあげると良いですね。

▼うがいをできるが、まだちょっと心配だったり完全に研磨剤は不使用の物が良いという方には

 
▼しっかりうがいのできる、研磨剤は低配合が良いという方には

 〇「発泡剤」のメリット・デメリット

研磨剤は幼児に対してはどちらかと言えば無くても良いかなといったところでしたが、「発泡剤」はどうでしょうか?

あわあわになるのが悪いことなの?とモヤモヤするところなので、こちらも歯科医師に聞いてみました!

 【発泡剤のデメリット】

・泡立って歯の汚れが見にくくなる

・「泡がついているから磨けている」と勘違いしやすい

【発泡剤のメリット】

・薬剤(有効成分)が口内に行きわたることで口内環境が守られる

・薬剤(有効成分)が口内に行きわたることで歯みがき後の爽快感を感じられる

なるほど!

じゃあ上の子はうがいができない時もあるから「フッ素濃度500ppm」「研磨剤・発泡剤不使用」のものにして、下の子はジェルタイプから選ぼうかな🎵

🔷まとめ

・うがいができない子はジェルタイプ、できる子はペーストタイプ

・ペーストタイプを選ぶときは「研磨剤」不使用、もしくは低配合の物を

・親も子も慣れないうちは「発泡剤」不使用、もしくは低配合の物を

慣れてきたらお好みで。

実はうち、フッ素配合濃度は足りないし、研磨剤がガッツリ入っているものを使用してました。

歯科検診の際に歯科からいただいた資料を基に調べなおして、今は合った歯みがき粉を使用してます♬

▼余談ですが、娘の指しゃぶりがこの絵本を読んであげただけで無くなりました! 悩まれている方はぜひ!
 

 
 
 
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