毎日の紙おむつ代、結構バカになりませんよね。しかも買いに行くとかなりがさばりますよね💦
新生児の時ほど活躍し節約できる物、それが布オムツです。
布おむつ完全マニュアル! 必要な枚数や処理方法は? 布オムツ育児ってどうやるの?
「大変そう」「面倒くさそう」と思われる方も多いですよね。
でもご安心下さい!ズボラ代表あんこがやっていました!
私は出産後の退院後、その翌日から里帰りもせずワンオペ育児です。
体力?喘息持ちで運動も嫌いなのでもともとありません。
賢さ?そんなものがあったら今頃大きな家を買えるような仕事をしています。
才能?そんなものがあったら(以下略
というわけで、並み以下の体力と頭の人間がワンオペでやっていたのでご安心くださいです♪
何がどれだけ必要なのかだけを知りたいという方は、まとめをご覧ください。
布おむつ育児のメリット&デメリット
いきなりやれと言われてもなので、まずはメリットとデメリットをご紹介します。
まずはデメリットですが…
①使用済みおむつの保管場所の確保
②使用済みおむつの洗濯と乾燥
③布おむつを畳んでおく
④外出時には不向き
以上です。
①使用済みおむつの保管場所の確保 は、確かに場所を取ります。うちの場合、お風呂に100均のバケツを置いて軽くすすいだ布おむつを水か洗剤を水に混ぜたもの(垂らしただけ)に漬けて置きました。軽くすすいだだけなのですが、3日に1回程度洗濯するせいか、あまり匂いは気になりませんでした。
②使用済みおむつの洗濯と乾燥 は、こちらも手間が少々かかります。何しろ、一応オムツなので服とは一緒に洗いませんでしたし、洗剤も初めのうちは赤ちゃん衣類用洗剤でした。でも、おむつカバーや布おむつは乾くのが早いので一晩干せば翌朝には冬でもすっかり乾いていることが多かったです。
③布おむつを畳んでおく は簡単でしたのでさして苦ではありませんでした。赤ちゃんが起きているときに目の前で畳んでいました。
④外出時には不向き は一番大きなデメリットでした。何しろほぼ確実に捨てられないのです。そのため、そこまでして完全に布おむつを使用しなくてはいけない分けではないので、外出時は紙おむつを使っていました。
メリットは・・・
①使う時に躊躇なく替えられる
②購入時以外のコストは洗剤と洗濯の電気代のみ
③保管場所が省スペースで済む
④おむつ外れが早い
⑤可愛いおむつカバーが多い
①使う時に躊躇なく替えられる は何度も何度も思いました。「ちょっとしかおしっこしてない、替えようかな」とか「お風呂だよ~ あっしてない…」とかの【1枚いくらなのに…】というがっかり感もまるでなく「開けちゃったから替えちゃおうか~♡」という気分で替えていました。
②購入時以外のコストは洗剤と洗濯の電気代のみ は紙おむつを購入するたびに何千円も飛んでいくという事はありません。一度購入したら1年以上使えてしまいます。洗濯と洗剤で月に何千円もはかからないので節約できます。
③保管場所が省スペースで済む は紙おむつの購入の度にがさばって大変だとかはありません。初めに購入した分と使用済みおむつの保管場所以上の場所はいらないので、部屋の中がすっきりしてました。
④おむつ外れが早い は最近の進化に進化を重ねた紙おむつと違っておしっこやうんちを吸収してサラッサラということはありませんので、赤ちゃんは気持ち悪さを訴えてくれます。そうすると次第におしっこやうんちをすると教えてくれ、成長するに従い排泄の感覚が分かるようになってくると、気持ち悪くならないためにおトイレで出したいに繋がりやすいです。
⑤可愛いおむつカバーが多い は夫に比べオムツを替えることの多い私のテンションを守るためにデザインも大事にしていました。寝不足でホルモンバランスも崩れた産後の私にはほんの少しの癒しも大事でした。市販はもちろんですが、メルカリやラクマなどのフリマアプリではハンドメイドの物が(しかもオーダーメイドも)あり、50~90cm対応のカバーであれば1年くらいずっと使えるのでお気に入りをずっと使用してもコスパがいいです。
布おむつに不向きな方
いたずらに布おむつにチャレンジして、やっぱりだめで無駄になってしまったという方を増やしたくないので、記載しておきます。
①外出が多い方
毎日のようにほぼ一日外出なさるという方は、使う機会が少ないのでいつしか布おむつを「なんで買ったのか?」と思ってしまいます。しかも、帰宅なさったらしなくてはいけない家事があると思いますので、洗濯する時間もなかなか取れなかったりすると、布おむつが置物になってしまうと思われます。
②洗濯が何より嫌いな方
一週間に最低でも1~2回の洗濯が必要になってきます。もしもパートナーがお洗濯に抵抗のない方だったらお任せできるかも知れませんが、家事で一番嫌いなのがお洗濯という方はやめておくと精神的に安全です。
③産後の肥立ちが悪い、持病で子育てだけであっても辛い方
例えばですが産後の肥立ちが悪くて2カ月以上もベッドから離れられなかったり、持病などで一人での子育てがほぼ無理であるのに一人での育児をなさらなくてはならない方です。節約やおむつ外れというような必須ではない事より、まずはご自身を大事になさることが必要なのでお休みいただきたいからです。
布おむつって何が必要なの?
それでは、布おむつについてご説明していきます。
布おむつ育児に必要な物
まずは用意する物として、布おむつ・おむつカバー・おむつライナーの3点なのですが、それぞれがよく分からないという方の為にご説明をいたしますね。ご存知の方は飛ばしてください。
通常は赤ちゃんの一番外側から行くと…
①ロンパースなどのお洋服
②肌着
③おむつカバー
④布おむつ
⑤おむつライナー
の順に使います。
①、②は説明するまでもないかと思いますので省略しますね。
③おむつカバー ですが、布おむつを包む(赤ちゃんに付けると)少し大きなカバーパンツやブルマといったイメージの物になります。吸水性に優れた内側の布と防水性のある布が外側か内側にあり、おしっこが外に簡単に漏れ出てこないようになっています。
おむつカバーが汚れたり濡れたりしていなければ布おむつとおむつライナーだけを交換して使えます。
▼例えば、おむつカバーはこんな感じですね。
ここで注意が必要なのが、「水遊び用のおむつカバー」を購入しない事です。
▼こういうものは向いていません。
実際に使うと分かるのですが、当たり前のことながら吸水性が無いので、ほぼおむつ交換の度におむつカバーも毎回交換することになってしまいます。お洗濯の手間が増えてしまうだけなのでよほどお気に入りでない限りは避けた方が良いです。
それではいつ、どんなものが必要なのか解説していきますね。
おむつカバーのタイプ
まずタイプも注意しておきたいところです。
布おむつのタイプには以下の三種類があります。
①外ベルト
②内ベルト
③パンツタイプ
①外ベルト は新生児からハイハイ前くらいまで使います。形的には新生児用の紙おむつとほぼ同じです。当たり前ですが、布でできていて、前で留める部分がマジックテープだったりボタンだったりという違いがあります。
赤ちゃん側からすると、おむつライナー → 布おむつ → おむつカバー(おむつの前部分 → 留める部分)となっています。
▼うちはこれも使っていました。
②内ベルト は寝返り頃から歩き始め頃に使えますが、うちはかなり歩く時期も使えました。これは①の外ベルトタイプの留めるところが赤ちゃん側に入ります。これで赤ちゃんが自分でオムツを外してしまう事を防げます。
赤ちゃん側からすると、おむつライナー → 布おむつ → おむつカバー(留める部分 → おむつの前部分)となっています。
▼このようなタイプですね。
※使用の仕方については別途記載します。
③パンツタイプ は掴まり立ちができるようになった頃から使えます。寝かせずにおむつ交換ができるのが特徴です。逆に言うと新生児期のねんねや寝返りの時に使用しようとするとオムツ替えが苦痛になってしまうものです。
こちらは、完全にブルマやカバーパンツのようになっているものと、サイドにボタンなどで開けられるようになっているものがあります。開けられるようになっているものの方がうんちの時にはやりやすく、お洗濯の時にも乾きやすかったです。
▼これはうちも使っていました。
おむつカバーのサイズ
次にサイズです。どれでも良いわけではありません。
でも50cm、60cm、70cm・・・と全サイズ用意するのは節約したいのに高くついてしまいますよね。うちでやっていた裏技も取り混ぜてご紹介しますね。
まず忘れてはいけないのは 「赤ちゃんの大きさに合わせる」 ことです。
全員が3000g前後の子ではありません。4000g前後の子も2500g前後の子もいます。お子さんのサイズに合わせるのを忘れないでくださいね。
サイズは洋服と同じで多岐にわたりますが基本は・・・
①新生児用サイズ
②50~95cmのそれぞれ各サイズごとのタイプ
③50~80cmなどのその大きさ内の赤ちゃんであればずっと使えるタイプ
④90~95cmなど5cmごとに刻まれ、その大きさ内の赤ちゃんであればずっと使えるタイプ
①新生児用サイズ は赤ちゃん向けの量販店ではよく見かけるかも知れません。その名の通り新生児サイズの赤ちゃんに適したサイズ、既製品として作られている最小サイズとなっています。「新生児用だから他の②~④のタイプと違って○○の機能がある」という事はほぼありません。大きめの赤ちゃんなど、新生児用に用意した服がキツめな場合はこちらを避ける方が賢明です。
②50~95cmのそれぞれ各サイズごとのタイプ は想像がつきやすいと思いますが、服同様に50cmなら50cmの、95cmなら95cmの赤ちゃんに適したサイズとなっているものです。もちろんメーカーによって多少サイズ内の大きめ・小さめがあります。赤ちゃんの大きさに適したサイズになっているので漏れが少なく安心できます。
③50~80cmなどのその大きさ内の赤ちゃんであればずっと使えるタイプ は中のベルト部分やボタンなどで大きさの調節ができるので、サイズアップによる買い替えが少なく、慣れたおむつカバーを比較的長く使えます。うまく赤ちゃんの身体に合えば漏れも少なく総合的に満足感が高いです。うちはこれを重宝していました。
④90~95cmなど5cmごとに刻まれ、その大きさ内の赤ちゃんであればずっと使えるタイプ もよく見られるタイプです。②と③の間を取ったような感じですが、基本的には②と同じです。パンツタイプのおむつカバーに多い表記でした。
布おむつに慣れてくるのとおしっこの1回量が増えてきたタイミングで、少し大きめのおむつカバーに布おむつを2枚(もしくは成型おむつ+布おむつで)入れて使うという事もしていました。
布おむつ
さて、ここでやっと主役の布おむつについてです。ここでは、用意する布おむつの種類・枚数をご案内します。
うらやましい事に手芸の得意な方は、さらしなどを布おむつの形にされる事は可能でしょう。
そうでなかった私は「ドビー織の仕立て済みおむつ」を購入しました。
▼こちらのようなタイプです。
購入のポイントは3つです。
①ドビー織 :詳細は省きますが吸水性・保水性はもちろん耐久性にも優れているうえ、肌触りが良いのです。
②仕立ておむつ:作れないのですでに作ってあるもの(=仕立て済み)です。
③デザイン :真っ白のものもありましたが、蜂とクローバーや星座、キャラクター、ドットなどがデザインされているもの。
そして大事な必要枚数ですが、
新生児期 : 1日 10~15枚
ですので、洗濯を2~3日に1回として40枚あったらできました。
たまに洗濯のタイミングを3日&天候不良で乾かず足りない日もありましたが…
また、「成型おむつ」も試してみました。
畳む必要がないのでとても楽でしたが、普通の布おむつに比べると給水量が少なめに感じました。新生児などおしっこの一回量が少ない時期は成型おむつは楽です。
▼成型おむつ例
新生児のうちはおしっこも一回量が少なくて布おむつ1枚で吸水しきれるのですが、大きくなるにつれ当然のように2枚使うようになっていきます。
おむつライナー
おむつネットとも言います。これはうんちの水っぽさが少なくなってから使用します。離乳食を始めたころ位からでしょうか。それまでに使ってもあまり意味がありませんでした。
要はうんちをした時に、布おむつからうんちを取りやすくするための物です。なぁんだと思いがちですが、布おむつにこびりついて落ちなかったうんちが、ライナーのお陰でノーストレスでうんちだけポイっとできるのは精神衛生上本当に良いです。
▼使い捨ての物
▼洗って使えるもの
使い捨て、洗って使えるものともに使用しました。どちらも一長一短ですが、おむつネットだとおしっこしていてもがっかりしませんが、使い捨ては捨てるのは楽ですが、おしっこだとがっかりしたり、一枚一枚が薄いのではがしにくかったりしました。
共通しているのはどちらも限りなくうんちから布おむつを守ってくれているところです✨
離乳食を始めたら購入すると良いです。
まとめ
布おむつ育児をオススメの方は…
おうちでのおむつ替えが多い方 節約したい方 おむつ外しを早く行いたい方
おむつカバーは
赤ちゃんの大きさに合わせる & 好きなデザインを が大事で目安は…
新生児 ~ ハイハイ前 : 外ベルトタイプ 新生児用 ~ 50cm ~ 70cm
寝返り~掴まりたっち/よちよち歩き: 内ベルトタイプ 60cm ~ 90cm
掴まりたっち安定してから : パンツタイプ 70cm ~
用意する布おむつと量は…
布おむつ : ドビー織の仕立ておむつ(可愛いデザインのもの)
成型おむつ: 新生児期などおしっこの量が少ない時は強い味方
枚 数 : 40枚 ※洗濯のタイミングによる
おむつライナー : 使い捨てひと箱 / 洗って使えるもの10~20枚
それでは次に布おむつ育児のやり方です。
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