神社にいる方とお寺にいる方の違いって分かりますか?服装が違うことくらいしか知らないという方も多かったので、こちらもゆる~く説明いたしますね。
神社とお寺の違いって何?日本の文化を英語で説明できる?鳥居と鐘で区別するだけ?で神社とお寺の違いを説明しましたが、ここでは神社とお寺で働く方の違いを服装だけではなく、ご紹介していきます。
【英語02】日本の文化を英語で説明できる? 《神社とお寺にいる人は?》
神社には神主さんと巫女さん、お寺にはお坊さんとご存知の方も多いと思います。
では、その神社とお寺にいらっしゃる方をあんこ流にゆる~くご紹介いたします。
This page is introduces the people who working either shrine or temple.
(ディスペイジィズ イントロデュース ザピーポー フーワーキン エイザァ シュラインオアテンプル)
「この記事では神社とお寺で働く方をご紹介しています」
*1:introduce *2:either
リンク
神社にいる方は
ではまず、神社にいる方からご説明いたしますね。
基本的に、神社で働かれている方は「神職(しんしょく)」さんとお呼びします。
神社に祀られている神様やお守りによって、どのようなご利益があるか分からないときは、神職さんに聞いてみても良いと思います。
What kind of effects does this shrine have?
「この神社のご利益は何ですか?」
(ワタカインダブ エフェクツ ダーズディス シュラインハヴ?)
*3:effect
神主(かんぬし)さん/宮司(ぐうじ)さん
神社の責任者です。基本的に一つの神社にお一人の神主さん/宮司さんがいらっしゃるのですが、兼任されていることもあります。実はあんこの近くの神社は兼任されています。
The Kan-nushi/Gu-ji is the Shinto priest who responsible for the shrine.
(ザかんぬし/ぐうじ イザ シントープリースト フー レスポンシボゥフォアザ シュライン)
「神主さん/宮司さんは聖職者で、神社の責任者です。」
*4:priest *5:responsible
出仕(しゅっし)さん
神職の資格を得ていない学生さんなどが神社のお仕事をされています。
The Syu-shi is studying in order to become a Kannushi/Gu-ji.
(ザしゅっし イザ スタディイン イノダートゥビカマ かんぬし/ぐうじ)
「出仕さんは神主/宮司になるために勉強をしています」
*6:in order to
巫女(みこ)さん
巫女さんに神職の資格は不要ですが、簡単にはなれない条件があります。それは、女性であること、未婚であること、高校生から20代後半であること、黒髪で後ろで一つ結びにできる髪の長さがあること、です。
The Miko is the shrine maiden, who serves the shrine.
(ザ みこ イザ シュライン メイデン フー サーブザ シュライン)
「巫女さんは神社の女性で、神社の仕事しています」
*7:maiden *8:serves
神前式などでは、神主さんを、巫女さんをはじめとした神職の方勢ぞろいですよね。
お寺にいる方は
次にお寺にいらっしゃる方をご説明いたしますね。あんこの友人にお坊さんがいるので、リアルなところもお伝えしちゃいます。
ご住職(じゅうしょく)/庵主(あんじゅ)さん
お寺の責任者で住まわれている方です。一つのお寺に1名です。庵主さんは尼寺の責任者で、こちらも一つの尼寺に1名です。
たまに聞く「本山」ともなると呼び方が変わりますが、身近なお寺さんですと、いらっしゃるのはご住職や庵主さんです。
The Jyu-syoku/An-Jyu is the monk who responsible for the temple.
(ザ じゅうしょく/あんじゅ イザ モンク フー レスポンシボゥフォアザ テンプル)
「ご住職/庵主さんは、僧侶でお寺の責任者です」
The Jyu-syoku and An-Jyu are monk too, but the Jyu-syoku is male, the An-Jyu is female.
(ザ じゅうしょく アン あんじゅ アー モンク トゥー, バッザ じゅうしょく イズメィル, ザあんじゅ イズ フィーメイル)
「ご住職と庵主さんはともに僧侶ですが、ご住職は男性、庵主さんは女性です。」
*9:monk
お坊さん/尼(あま)さん
住職ではないお坊さんの事です。とても位の高い高僧もいらっしゃるので、住職ではない=ヒラのお坊さんなんて思わないようご注意くださいね。
友人のお寺さんはお父様が本山の代表を、友人がそのお寺のご住職をなさっていて、お父様が帰られているときは「お坊さん」なのですよね。簡単に会社で例えると、いくつも子会社がある会社の「会長」だけど、その子会社では役職が無いという状態です。そんな方に役職がないからと「お昼行こうよ♪近くに汚いけど安くておいしい店があるんだー」なんて言えないですよね(笑)
The O-Bou-san is a male monk who not responsible for the temple.
(ザ おぼうさん イザ メィルモンク フー ノット レスポンシボゥフォアザ テンプル)
「お坊さんは男性の僧侶で、お寺の責任者ではない方です。」
The Ama-san is a female monk who not responsible for the temple.
(ザ あまさん イザ フィーメイルモンク フー ノット レスポンシボゥフォアザ テンプル)
「尼さんは女性の僧侶で、尼寺の責任者ではない方です。」
ご自身をまだまだ「こぞう」ですよ、なんて謙遜されて仰る方もいらっしゃいますが、この「こぞう」は、鼻水垂らした男子みたいに未熟なという意味ではなく「小僧」という修行中のお坊さんですよ、という意味ですのでご注意くださいね。
※親しいご友人のお寺さんなどでなかったら、「お坊さま」と呼ぶと失礼ではありませんよ。あんこは友人はお名前+さんでお呼びしてましたが、初対面のお坊さまは呼び方をお伺いしたり、お坊さま、お寺名+さまとお呼びしてました。
You mast call the monk “O-Bou-sama”, if you meet first time.
(ユーマストコール ザモンク おぼうさま, イフユーミート ファーストタイム)
「初対面の僧侶と会う時は、「お坊さま」とお呼びするとよいですよ」
*10:mast
坊守(ぼうもり)さん/堂守(どうもり)さん
お寺の奥様を坊守(ぼうもり)さんまたは、堂守(どうもり)さんとお呼びします。
実はあんこもお坊さんと話すより、お寺の奥様である坊守さんとお話しすることが多かったです。ただ、奥様のお名前で呼んでますが…。坊守さんはとても大変なお仕事なのですが、旦那様の信ずる道をともに歩み、奥様でありながらも人々を救おうと尽力をされているところをとても尊敬しております。
The Bou-mori/Dou-mori is the wife of the Jyu-syoku.
(ザ ぼうもり/どうもり イザ ワイフォブザ じゅうしょく)
「坊守さん/堂守さんはご住職の奥様です。」
*11:wife
←心身ともにパワフルかつ奉仕心がないと務まりません;;
ちなみに、お寺で結婚式を挙げることもできます。その際は、結婚指輪の交換ではなく数珠の交換をします。
※本記事の内容は宗派などにより諸説あります。そのうちの一つ一つをあんこ流に簡単まとめています。
【英語フレーズの補足】
*1:introduce 紹介する、という意味です。
*2:either either A or B でAもしくはB、という意味です。
*3:effect 候か、という意味です。
*4:priest 神職、という意味です。
*5:responsible 責任者、という意味です。
*6:in order to~ ~のために、という意味です。
*7:maiden 女性、という意味です。
*8:serves 出仕する、という意味です。
*9:monk 僧侶、お坊さん、という意味です。
*10:mast~ ~した方がよいですよ、という意味です。
*11:wife 奥様、妻、という意味です。
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